終の棲家と思って物件探しをすればするほど、希望の物件はなくなるのが現状です。最初は、ココに決めた。この地こそ、自分の求める場所に出会った・・・、なんて思っていても、ある程度、時間が経てば人の想いは変わっていきます。都会の雑踏の中で夢見た田舎暮しですが、実際に田舎で住んでみれば、理想のようには行きません。
最近、テレビで田舎生活の成功例をよく放映していますが、あれは数ある事例の中のほんの一握りの成功例を取材しているに過ぎません。
実際、都会生活に慣れた人と、元々の田舎に住む人では根本的な発想法が違うのです。自然はいっぱいありその恩恵を受ける事は出来ますが、別の新たな人間関係の煩わしさにストレスを生んでしまう事はよくある事です。そうだからと言って、買った田舎物件を売ってまた都会に帰りたいと言っても、中々、田舎物件は売れません。そんな後悔をしないためにも暫定的に、自分が地域の暮らしに自信が持てるようになるまでは、賃貸物件で田舎暮しをスタートすると言うのが賢明な選択なのかも知れませんね。
でも、元々、物件が少ないですから、そして、賃貸を嫌う持ち主も多いですから、準備には少なからず時間が掛るようではあります。
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