ゆうべもNHKの7時のニュースで明日は暖かくなると言っていましたが、今日は、本当に暑い感じです。もう、早いところではビアガーデンのオープンですね。
日本は四季の移ろいが楽しめて、本当にいいところです。我が国の国土の周囲はすべて海。
一部の島の所有権を争っている領土問題はありますが、基本的には境界線の紛争が生じる余地はありません。
世間的な言葉で言うと、「住むのに気安い!」と言うjことでしょうか。田舎暮しの生活で言うと、周囲に何も隣家のない野原の一軒家のようかも知れません。
周りに気兼ねがないと言うのは魅力ですね。私達の病気の大半は、ストレスが原因ですから、そう言うことで言うならば、野原の一軒家での田舎生活は健康的ですね。そんなことから、近年は、田舎生活を希望する人が増えているようです。
でも、現実は厳しい、と言わざるをえません。
都会の便利な生活に慣れ親しんだ人が、急に田舎に引っ越して来たとしたら、また、別の苦労が始まることに気が付くようです。田舎には田舎のシキタリのようなものがあります。そして、都会の便利さは一切ありません。ない無い尽くめです。
都会のマンション生活の閉鎖性に慣れている人は、田舎の隣人が、何の断りもなしに自宅に入り込んで来る事実にビックリします。
そのことにまずビックリするでしょう。でも、これが田舎の現実の生活で当り前のことなのです。こう言う習慣が、犯罪を未然に防止して来たことも事実なのです。
なぜなら、このようにして、隣人はお互いに助け合って生きて来た習慣によるのです。だから、住人はお互いの家の中のすべてを知っていて当り前なのです。そのことを受け入れないで、便利さや都会の人間関係の希薄さをたもったままの田舎暮しを望むなら、時間の長短はありますが、必ず、その田舎暮しは破綻するでしょう。
また、野原の一軒家で生活したとしても、地域の目を無視しては絶対に生きては行くことが出来ないのです。野原の一軒家で田舎暮しを始めようとも、やはり、石器時代ではないのですから、地域の店での買物があります。病気をすれば病院にも行くでしょう。地域の共同の土地や用水の保守にも一家に一人は駆り出されるでしょう。このように考えた場合、当初、理想で思い描いていたような田舎暮しと違うことに失望して、再び都会に舞い戻ると言うことがあるのも事実です。
田舎暮しは、都会の言葉です。田舎に田舎暮しと言う言葉はありません。これから田舎へ移住を希望する人は、このことを理解した上で田舎暮しを考えられることをお薦めいたします。